謙虚さというテーマについて。私は「砂の上の足跡」という詩(※)が大好きです。自分ひとりの力でやっていると思ったときは、立ち止まって思い出す必要があります。これまでのあらゆる成功は、自分ではなく
ハイヤーパワー(HP=ハイヤーパワー)神、または高次の力、自分を超えた大きな力。意志と生き方をゆだねる対象。
のおかげなのだと。そう気づけたときにこそ、傲慢になったり、何でも知っているような態度を取ったりせずに、人と向き合うことができます。感謝しているときには、エゴでいっぱいになる暇なんてありません。私はただ、砂の上の小石のひとつにすぎないのです。
※訳註:
「砂の上の足跡(Footprints in the Sand)」は、世界中で広く知られているキリスト教的な詩で、作者は長年不明とされていましたが、現在では多くの資料で メアリー・スティーヴンソン(Mary Stevenson) または マーガレット・フィッシュバック・パワーズ(Margaret Fishback Powers) の作とされています(いくつかの異説もあります)。
ある夜、わたしは夢を見た。
わたしは、主とともに、なぎさを歩いていた。
暗い夜空に、これまでのわたしの人生が映し出された。
どの光景にも、砂の上にふたりのあしあとが残されていた。
ひとつはわたしのあしあと、もう一つは主のあしあとであった。
これまでの人生の最後の光景が映し出されたとき、
わたしは、砂の上のあしあとに目を留めた。
そこには一つのあしあとしかなかった。
わたしの人生でいちばんつらく、悲しい時だった。
このことがいつもわたしの心を乱していたので、
わたしはその悩みについて主にお尋ねした。
「主よ。わたしがあなたに従うと決心したとき、
あなたは、すべての道において、わたしとともに歩み、
わたしと語り合ってくださると約束されました。
それなのに、わたしの人生のいちばんつらい時、
ひとりのあしあとしかなかったのです。
いちばんあなたを必要としたときに、
あなたが、なぜ、わたしを捨てられたのか、
わたしにはわかりません。」
主は、ささやかれた。
「わたしの大切な子よ。
わたしは、あなたを愛している。あなたを決して捨てたりはしない。
ましてや、苦しみや試みの時に。
あしあとがひとつだったとき、
わたしはあなたを背負って歩いていた。」
マーガレット・F・パワーズ
translation copyright(C)1996 by Pacific Broadcasting Association
Translator : yu
For the topic humility. I love that passage footsteps in the sand. Whenever I think I'm doing it myself, I need to stop and remember that my higher power is responsible for every success I've ever had. It's then when I can relate to people without being haughty or coming off as a know it all. If I'm being grateful, then I don't have time to be filled with ego. I'm just another pebble in the sand.